いよいよ来週に迫ってきました「こんなおたべが食べてみたい! おたべ作り体験教室&試食会」。
みなさんからいただいたアイデアの中から、ついに、実際作っていただけるおたべが決定しました。とはいえ、選ばれた3品の発表は当日。そのため今回は、本事務局の取材班が試作状況を探るため、株式会社おたべさんにお邪魔してきました。
お話を伺ったのは、製品開発部の青木さん(「しょうゆシュークリーム」を開発!)と、本館担当の横田さんです。

取材班(以下・取):まず、応募アイデアはかなり斬新なものが多かったかと思うんですが、本当にできそうですかね?
青木さん(以下・青):おたべって甘いお菓子という印象が強いのに、“サルサおたべ”や“コチュジャンおたべ”といった考えたことのないものもあって、びっくりしましたね。
取:確かに、“おたべ=スイーツ”という壁を打ち破ったアイデアが多かったのには、驚きでしたね。
青:僕自身、開発を担当する前は製造に携わっていたので、機械のこともある程度知識があって、逆に発想が偏ってしまうところがあるんです。
取:なるほど。
青:だから、真っ白な状態でおたべという商品を考えると、これだけ自由な発想ができるんだと関心しました。
取:普段、新商品を生み出すときは、どんなところから発想することが多いんですか?
青:考えて出るというよりは、緊張していないときのほうが、いいアイデアが浮かぶんですよね。
取:と、言いますと?
青:休みの日に遊びに出かけて、カフェで食べたものから「この味とこの味は相性がいいんだな」と発見したり、形状も洋菓子やほかの業界のものから、発想を得ることができたりするんです。
取:「これは使える!」とひらめいたり?
青:そうですね。だから、遊ぶことが勉強になったりするんですよ。いつも頭のどこかに「おたべにできないかな」という気持ちがありますね。
取:新商品を作る際、常に大事に考えていることは?
青:やっぱり美味しいということですね。
取:もちろん、それが一番ですよね。
青:あとは、できるだけ添加物などを排除したシンプルな状態で作りたいと思っているので、素材にこだわって、素材の美味しい状態を商品に変えることができたらいいなと考えています。
取:応募アイデアの中には、かなり趣向を凝らしたものもあって、素材をシンプルに使うのは難しそうですが…。
青:でも、1つは餡を使わずに、あるものをすりつぶして、シンプルにおたべで包んだものもありますよ。
取:すりつぶす?!
青:ニッキの生地ともすごく相性がよくて、すんなり「これはいけるな」と思いました。
取:気になりますねー。反対に苦労されているものは?
青:生地に包める形状の中身にするという点で、今、試作を重ねているものがあるんです。これに関しては、あぶり餅なんかをイメージして…。
取:大きなヒントですね!
青:もう1つは、3種類を試作して中身は決まったんですが、生地をどうしようかと考えているんです。
取:中身によ
って生地も変えるんですね。
青:プレーンも合うけど、もっとほかにもあるんじゃないかと。ほかのものについても、餡が甘い場合は生地とのバランスをとって工夫したりしています。
取:そこまで細かく試作していただいているなんて! まさに、ここでしか味わえないおたべを、試食できると。
横田さん(以下・横):そうですね。今回、選んだ2つのアイデアは、温度管理も難しいので、実際に商品にするとなるといろんなハードルがあるんです。溶けてしまったり…。
取:溶けるものといえば…ちょっと見えてきたような。
横:体験教室でも、餡や生地をいくつか用意しているので、その組み合わせを楽しんで、規模は小さくなりますが好きな味を作ってもらえると思います。それに上乗せして、新しいおたべが食べられるので、期待していてください。
取:それでは来週まで、もう一踏ん張りよろしくお願いします!